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新島(しんじま)とは、鹿児島湾の奥、桜島の北東約1.5kmの位置にある島である。燃島(もえじま)とも呼ばれる。古くは安永島・祝島とも呼ばれていた。南北750メートル、東西400メートル、面積約0.1km²、人口1人、世帯数1世帯(2014年3月31日現在、住民基本台帳人口〔統計情報>年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成26年3月末現在) - 鹿児島市 2014年8月14日閲覧。〕。2013年8月以降の定住者は無い〔「新島の定住者ゼロ 鹿児島湾内で唯一「有人島」でしたが…」『南日本新聞』2014年8月13日25面。〕)。 == 概要 == 全域が鹿児島県鹿児島市新島町の区域である。新島・新島港と桜島・浦之前港との間を行政連絡船「しんじま丸」が1日2往復・週5日運航されている〔「230年前鹿児島湾に海底隆起で出現 新島を歩く」『南日本新聞』2014年1月1日第1部9面。〕。住民は鹿児島湾の豊富な水産資源を生かし、漁業(養殖なども)で生計を立てている。かつてはサトウキビなどの栽培も行われていた。 植生は、クロマツ・ダンチク・ススキなどが多く見られ、集落内にはアコウの群落がある。新島で最初に発見された植物としてモエジマシダがある〔桜島町郷土誌編さん委員会編 『桜島町郷土誌』 横山金盛(桜島町長)、1988年〕。 地質は表層から新島シラス層・燃島貝層・燃島シラス層・燃島シルト層から成り、海面下には溶岩が冷えて固まった安山岩が認められる。燃島貝層と呼ばれる貝殻を含む地層は周囲の海岸や断崖に白い帯となって分布しており、かつて浅い海であったことを示している。 当島には鹿児島県設置の地震計がある。2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、離島以外で震源から一番遠い有感観測点となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新島 (鹿児島県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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